2.表計算ソフト(Calc編)

2.3 データ入力

Calcのデータ入力方法について説明します。


2.3.1 入力対象セルの選択

(1)セルの単一選択
入力したいセルをマウスポインタを位置づけてクリックします。
クリックしたセルはアクティブセル(黒枠で表示)となり値の入力を
行えるようになります。
(アクティブセルはマウスポインタのクリック以外にカーソルキーや
Tabキー等の特殊キーによって移動させることも出来ます。)

セルの単一選択


(2)セルの範囲選択
複数のセルを処理の対象にする場合、対象となる範囲の左上のセルを選択後
Shiftキーを押しながら右下のセルをクリックすることでセルの範囲選択を行える
ようになります。
EXCELと異なりアクティブセルは後にクリックしたセルに移動します。
(EXCELは最初にクリックしたセルがアクティブセルとなります。)

セルの範囲選択


(3)セルの行,列選択
行,列全体を処理の対象にする場合、対象の行見出し(行選択時)または
列見出し(列選択時)上でマウスクリックを行うことで、行,列全体の選択が
行えるようになります。

行全体の選択

2.3.2 数値,文字列の入力(値入力)

(1)数値入力
アクティブセル(黒枠で表示)または数式バーに数値を入力します。
入力した値は右寄せ(標準状態時)で表示されます。

セルに数値を入力


(2)日付入力
アクティブセル(黒枠で表示)または数式バーに入力した値が日付として
有効な値の場合は日付データとして右寄せ(標準状態時)で表示されます。

セルに日付を入力
日付入力(入力した値を自動的に日付に変換)


日付データとなるデータ形式は下の表のとおりです。(区切りは"/" と"-" を使用)
年を省略した場合は本日の年を、日を省略した場合は1日を設定します。

Excelと異なり元号付の日付(例:平成22年1月やH22.1.1)の入力は
日付と認識されないので注意してください。

入力データの形式
年月日(例:2011/2/1)
年月 (例:2011-2)
月日 (例:2-1)


(3)文字列入力
アクティブセル(黒枠で表示)または数式バーに文字列を入力します。
入力した値は左寄せ(標準状態時)で表示されます。
セル内でCtrlキーとEnterキーを同時に押すことにより、複数行の
データ入力を行えるようになります。

セルに文字を入力

2.3.3 関数,数式の入力(式入力)

関数,数式とはセルに入力する際に先頭が"="で始まり、セル内の計算結果を
そのセルの値とする項目です。


(1)数式入力
アクティブセル(黒枠で表示)に直接入力するか、数式バー左横の"="を
押して入力します。


値に数値、セル位置を指定した数式の例を下に示します。

数式入力
左:数値(1と2)の加算 右:B3セル(1)とB4セル(2)の加算


(2)関数入力
関数とは数式の中で良く使うものについてあらかじめ表計算ソフトで定義して
いるものです。(例:合計を求める→ "Sum"   平均を求める→ "Avg" )
アクティブセル(黒枠で表示)に直接入力するか、数式バー左横の"f(x)"ボタンを
押して関数ウィザードを起動した後、値を入力します。

関数ウィザード呼び出し
関数ウィザード


関数の引数に数値、セル位置を指定した例を下に示します。

関数の表示例
左:引数に数値を入力 右:引数にセル位置(範囲選択)を指定

2.3.4 オートフィル

オートフィルとは規則的な数列や文字列をセルに自動入力する機能です。
本機能は以下の方法で行うことが出来ます。

(1)マウス操作による連続データ作成
アクティブセルを対象開始位置に位置付けた後、セル右下のフィルハンドルを
連続データを作成したい方向へドラッグすることにより、連続した値を
他のセルにセットすることが出来ます。
また、Ctrlキーを押しながらドラッグすることにより、作成開始位置の値を
他のセルに複写することも行うことが出来ます。
(ドラッグした場合とCtrlキーを押しながらドラッグした場合の結果が
Excelとは逆であるため注意してください。

フィルハンドルの説明
フィルハンドル


ドラッグとCtrlキーを押しながらドラッグした場合の比較
オートフィル機能実行(A列:連続した値をセット B列:最初の行の値をセット)

2.3.5 セル参照

セル参照とはセルに値ではなくセル位置を記述することにより、別のセルの値を

参照することです。

セル参照を利用することにより以下の利点があります。

・1つのセルの値を複数に書式で利用できます。

・参照元のセルの値を変更することで自動的に参照先のセルの値も更新されます。

 :

合計欄に数値の合計(80+60)ではなくB2セルとC2セルの合計と記述します。

これによりB2セルとC2セルの値が変わることで合計も同時に更新されます。

セル参照
セル参照
セル参照(参照元の値変更による合計の自動更新)
セル参照(参照元の値変更による合計の自動更新)