2.表計算ソフト(Calc編)

2.5 データ処理

Calcのデータ処理(並べ替え,抽出)について説明します。


2.5.1 データの並べ替え

データの並べ替えについては次の2通りの方法があります。
(1)ツールボタンによる並べ替え

ツールボタンによる並べ替え


ツールボタンの"昇順に並べ替え"、"降順に並べ替え"を押すことで

データをソートします。

メニューバーからのデータ並べ替えと比較して以下の特徴があります。

・条件設定が行えません。(設定画面が存在しません)

・複数列をキーとした並べ替えは行えません。(アクティブセルがある列を

  キーとします。)

・先頭行がタイトル行(行見出し)でない場合正しく並べ替えが行えません。

  (先頭行がデータ行の場合は並べ替えの対象外となります。)

ツールボタンによるデータ並べ替え

 

(2)メニューバーからの並べ替え

メニューバーからの並べ替え


メニューバー内のデータ→並べ替えからデータをソートします。
ツールボタンによるデータ並べ替えと比較すると以下の特徴があります。
・条件設定を必ず指定する必要があります。
・条件は3つまで指定できます。
・先頭行がタイトル行/データ行のどちらであるかを指定を行うことで
ソートの対象として含める/含めないを設定できます。

メニューバーによるデータ並べ替え

並べ替えダイアログの説明

・並べ替え条件タブ

ソートキーとソート順を設定します。

並べ替えダイアログ(ソート項目)
並べ替えダイアログ(ソート項目)

・オプションタブ

並べ替えの詳細なオプションを設定します。

主なオプション項目は次の通りです。

・列ラベルを含む範囲(行ラベルを含む範囲)

  チェックした場合は先頭行(先頭列)を並べ替え対象としません。

  チェックしない場合は先頭行(先頭列)を並べ替え対象とします。

・方向

  ”上から下へ”を選択した場合は行を並べ替えます。

  (上のオプションの項目名は”列ラベルを含む範囲”となります。)

  ”左から右へ”を選択した場合は列を並べ替えます。

  (上のオプションの項目名は”行ラベルを含む範囲”となります。)

並べ替えダイアログ(オプション)
並べ替えダイアログ(オプション)


2.5.2 データの抽出

条件を満たしたデータのセルに書式設定を行ったり、該当するデータ行のみ

表示する手順を説明します。

(1)条件を満たしたデータのセルに書式設定を行う

選択した範囲内で条件を満たしているセルについて色や書式などの

属性を設定します。

メニューバーより書式(O)→条件付きの書式設定を選択します。

条件付き書式設定
条件付き書式設定

条件付き書式設定ダイアログ

条件と条件を満たした場合のセルスタイルを指定します。

セルスタイルはユーザが個別に作成することも可能です。

条件付き書式設定ダイアログ
条件付き書式設定ダイアログ
条件付き書式設定 選択肢
条件付き書式設定 選択肢 

条件を満たしているセルのみセルスタイルが更新されます。

条件を満たしているセルを更新
条件を満たしているセルを更新

 

(2)該当するデータ行のみ表示する(オートフィルタ使用)

ユーザが選択したデータの行のみ表示します。

メニューバーよりデータ(D)→フィルタ(F)→オートフィルタ(F)を選択します。

オートフィルタ指定
オートフィルタ指定
オートフィルタ(選択前)
オートフィルタ(選択前)

選択したデータを含む行のみ表示されます。

オートフィルタ(選択後)
オートフィルタ(選択後)

 

(3)検索し該当するデータ行のみ表示する(標準フィルタ使用)

ユーザが検索し該当するデータの行のみ表示します。

メニューバーよりデータ(D)→フィルタ(F)→標準フィルタ(S)を選択します。

標準フィルタ指定
標準フィルタ指定

標準フィルタダイアログ

表示するデータの抽出条件を入力する画面です。

検索条件を最大8種類まで指定出来ます。

標準フィルタ ダイアログ
標準フィルタ ダイアログ
標準フィルタ 選択肢
標準フィルタ 選択肢(表示される項目名と値はデータにより異なります)

条件を満たしているデータ行のみ表示されます。

条件を満たしているデータ行のみ表示
条件を満たしているデータ行のみ表示